<いよいよ手術のお時間>
さて、もうここまで来たら緊張してもしょうがありません。
手術は午後なので、朝からの待ち時間がたいへん・・・ 早い所終わらせたいという気持ちでいっぱいになります。
その間、喫煙場所で先輩の元痔主の方に色々アドバイスを受けます。
痛みや麻酔の効きは人によってマチマチみたいです。
そろそろ時間がせまって来たので、先輩方に「じゃあまた明日〜」っと送り出されます。 これから翌日の朝まではタバコも吸えません。いよいよ看護婦さんやヘルパーさんがお出迎え。
部屋で手術着に着替え、点滴をしながらガラガラ運ばれていきます。
手術室に到着し手術台へ。 緊張はこのへんがピークでしたが、あまり緊張はしていません。 このイボ痔くんとおさらばできるなら・・・^^;
先生が入って来られ、おしりの少し上に麻酔を2本打ちます。
下半身麻酔は副作用で激しい頭痛が起こることがあるらしいので、まずは局部麻酔で効きを確認し、どうしても効かない人だけ下半身麻酔となるようです。
麻酔が効くのを待つ間、看護婦さんにおしりの毛を剃ってもらいます。
電動ひげ剃り?痛みはありませんが、やはりちょっと恥ずかしい・・・
10分くらい経過すると、肛門を針でチクチク差して、麻酔の効きを確認します。
麻酔の効きが悪い場合は、肛門付近に直接注射します。
(6本打ったという人もいました)
これはすぐに効き、いよいよ手術開始。

上から見た図(うつ伏せ)
手術法は結紮切除法という方法みたいです。
手術となると、やはりおしりに力が入ります。
先生が、「あまり力入れると筋肉痛になるよ」なんて言ってましたが、翌日本当に筋肉痛になってる人もいました^^;
筆者も最初はついつい力が入ってしまいましたが、
「これでイボ痔くんとおさらば・・・ ルンルン〜♪」 っと自己暗示。
痛みはありませんので、あとは20分くらい我慢していればすぐに終わってしまいます。止血のためレーザーを使っているのか、おしりの辺りでパチパチ音がしています。感じるのは「なんとなく手術しているなぁ〜っ」といった程度です。
あと、肛門がグッと引っ張られた感じはしています。
そうこうしているうちに手術終了〜。
イボ痔だけかと思ったら、痔瘻もあったみたいです く("0")>
一通りごっそり取っていただきました。
最後に、看護婦さんが、「今取ったの見ますか?」と聞いてきましたが、「いいです・・・」→「やっぱり、はい」→「やぱ、いいえ」 と・・・
結局見ずじまいで部屋に戻りました。 小心者ゆえ。。。
他の患者さんは結構見てたんですけどね。
さて、これからが本当の?本番です。
麻酔はだいたい2時間くらいで切れるみたいで、その後が最も痛い時間です。
薬は痛くなり始めたらまず飲み薬、それでも痛ければ注射という順番です。
筆者の場合は1時間30分後くらいからお腹が下痢でもしてるかのように痛みだし、それが収まってきたかと思うと今度は本番のズンズンとした鈍痛です。
出産ってあのお腹の痛みに近いのかな・・・ なんて男ながらに思います。
本当はもっと早くに飲み薬をもらえば良かったのですが、少しタイミングがズレたので、2〜3時間は結構辛かったです。(痛いというよりつらい)
注射を打ってもらうと楽になりましたが、それでも鈍痛は残ります。
注射を打つとボッ〜として気持ちよくなり眠くなりますが、それでも鈍痛のほうが勝ってしまい、とうとう当日は夜中まで寝れませんでした。
中には注射は打たなくても耐えられる人とか、あまり痛くなかったという人もいるんですけどね。 お腹の痛みもある人と、ない人がいました。
それと、翌朝までは原則として歩いてはいけないので、おしっこはベッドで横になってしなければなりません。
しかし、もうパンパンなのに、横になっているとどうしても出ません・・・
どうしても出なければ立ち上がってもいいと言われていたので、しょうがないので立ち上がって尿瓶にしました。 大漁でびっくりした・・・
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