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小心痔主の手術日記


- 病院選び -

 

<難しい病院選び・・・>

おしりの病院は、行くこと自体が恥ずかしいし、怖い・・・

初めて病院に行く時は誰でもそう思うのではないでしょうか。
しかし、実際にはそう思っているのは患者さんだけかもしれませんし、毎日おしりを診察している先生からみれば、恥ずかしいことでも何でもないのかもしれません。
でも、かといってそう簡単には割り切れないですよね。
かくいう筆者もそうこう考えているうちにどんどん悪化させてしまいましたから・・・

※患者が恥ずかしい以上に、痛んだおしりを見せられる先生は大変かもしれませんが・・・

しかし、本当に大事なことは恥ずかしいとか、そういうことではありません。
「きちんとした治療が受けられるかどうか」
そこをよく考えないと、後々面倒なことにもなりかねませんし、病院に行く決心がついたら、治療のことだけを考えたほうが、明るい将来への近道になります。

さて、それではどんな病院を選んだらよいのでしょうか・・・?!

正直なところ、筆者はどこの病院がいいとか、具体的なことは申し上げられません。
ある病院で自分が満足した結果を得られたとしても、それを、症状も体質も異なる他人に勧めるのは非常に勇気のいることですし、場合によっては、責任問題にも発展しかねませんので・・・

ですから、専門家ではない筆者には当然、それだけの責任は取れませんので、
ここでは、今まで筆者が見聞きした話を総合した上でのアドバイス、程度に受け止めていただければと思います、何卒ご了承下さいm(_ _)m

 


できるだけ経験豊富な先生に診てもらいましょう

痔は、症状によっては専門医の先生でなければ対処が難しい場合もあるようです。専門医の先生自らの言葉として、「経験が少ない場合は手を出さないほうがいい症状もある」、ということを耳にした方も多いのではないでしょうか。
(有名病院さん等のHPでもそれに近いことは書いてありますよね)

薬での治療の場合には、それほど神経質に考えなくてもよいかもしれませんが、特に痔瘻などで手術が必要な場合には、後遺症を防ぐためにも、経験豊富な専門医の先生に処置してもらうことは非常に重要なことだと思います。

一般的に、専門医の先生がいる専門医院では手術などの経験も豊富で、それこそ毎日のように処置が行われている病院も多いと思います。
単純にそういった病院なら安心とは言い切れませんが、痔の患者さんが多く、経験が多いということは、病院選びのひとつの基準にはなると思います。

そして、少し注意して考えていただきたいのは、肛門科とうたっている病院の全てに、経験豊富な専門医の先生がいるとは限らない点です。
例えば、普段、外科を担当している先生が肛門科も兼ねている病院も多いと思いますし、そういった病院の先生が、必ずしもおしりの病気に対して経験や知識が深いとは限らないからです。
(ある肛門科に行ったら、皮膚病ですね・・ と言われ、他の専門病院に行ったら手術が必要だったとか・・・ 実話です)

筆者の場合、インターネットだけでなく、実生活でも身近な人の例として、手術をしても不完全だったといケースをいくつか耳にしています。

例えば、専門医の先生はよく、「痔は3つセットのことが多い」とおっしゃることがあります。(あるHPでもそういったことは書いてあります)

つまり、専門医の先生にとっては、悪化して目に見える痔核だけでなく、これから育ちそうな痔核も考えて処置をする、という考え方が一般的なのかもしれません。 そして、これから育ちそうな痔核を見つけるには、やはり経験がものを言うのかもしれません(推測ですが)。

手術をして数年、もしくはすぐに再発してしまうのは、実は再発ではなく、手術の際に取っておかなかった「育ちそうな別の痔核」が手術の影響で悪化してしまった、というケースもあるようなのです。

また、痔瘻は特に、専門的な処置が必要となるようなので、経験を積んだ先生に診てもらうことを前提として考えたほうが宜しいかもしれません。
痔瘻は完治させるには手術が必要ですが、括約筋のほうまで処置が及ぶことがあるので、後遺症を防ぐためには経験豊富な先生の処置が必要です。

それでは、どうしたら良い先生に巡り会えるのでしょうか・・・

実際には、良かったかどうかは処置の後になって分かることで、処置前に判断することはできないのかもしれません。

しかし、少しでも安心して処置を行ってもらうには、まず、自分でもある程度の知識を身につけておき、説明に納得した上で処置をしてもらう、ことが重要だと思います。

ネット・書籍などを通じて、事前にある程度の知識を身につけておく
「自分の症状、処置法、後遺症を含めた不安点」 を知識と照らし合わせ、処置前に先生にきちんと質問をし、説明をしていただく
不安があれば、恥ずかしさを我慢して、いくつかの病院で診察、説明をしていただく (全ての病気に対して共通だと思いますが・・)
余裕があれば、病院にいる他の患者さんの声も聞いてみる
近くに信頼できそうな病院がない場合は、多少遠くても信頼できる病院を選ぶ(場合によっては一生の問題ですので)
最終的には自分で判断することになります

 

 

 


<専門病院に行って良かったこと>

筆者はさいたま市にある「ときとうクリニック」さんで手術を受けました。
当初は、技術面で専門医院を選んだのですが、いざ手術してみると、他にも重要な!?ことに気付きました。

それは、簡単に言えば痔主さんが集まっている病院のほうが絶対に楽!
ということです。

もし筆者が総合病院に入院して、他の病気の人達と一緒に入院生活を送っていたら、きっと精神的にはかなり参ってしまっていたと思います。

手術前には手術の方法、術後の痛みやその他諸々・・・ たくさんのことを他の皆さんが教えてくれました。

また、術後初めてのおトイレタイムは大変なピンチが待っていることがあります。
便秘症の人は注意しておかないと痛みとの闘いになりますし、普通の人は痛みはないながらも、おもらししてしまう事態もあるのです(・ω・;)(;・ω・)

筆者の場合も、術後の一日(半日)はおもらし連発でした^^;
相当へこんでいたところ、他の人も一緒だということを聞き、どれほど精神的に助けられたことか^^

このおもらしについては予備知識?で触れておきたいと思いますが、きっと総合病院で、痔以外の入院患者さんと一緒に入院していたら・・・
相当な精神的ダメージがあったと推測するのは非常に簡単なことでした。
大人になってだからそりゃそうですよね・・・

このおもらし事件だけでなく、色々な面で同じような境遇の方がいるというのは非常に心強いですし、患者同士であれば、もう開き直っておもらしすら笑いのタネです。

ですから、もちろん技術的なことが第一なのですが、こういった精神的な部分もある程度は重要だと思いますので・・・
こういったことも、病院選びの参考としていただければと思います。

 

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